コンサルタントの水田です。
私は週末にランニングすることが習慣です。
1回あたりだいたい10キロ以上走るのですが、いつも走るコースが決まっています。
家のすぐ近くに、大きくきれいな2つの公園をつなぐ緑道があり、毎回そのコースをランニングしています。
そのコースを走っていると、数年前から異様な光景を目にすることが多くなりました。
子どもからビジネスマン、おじいちゃんまでトリコにするポケモンGO
その光景とは、スマホを手に持って何かを探している団体です。
感の良い方は気づいたと思いますが、ポケモンGOにハマっている方々です。
その光景ははたから見ると異様で、30代ぐらいのビジネスマンから70代ぐらいのおじいちゃんまで年齢層は幅広く、
皆がスマホをかざして徘徊しているのです。
中には、自転車で徘徊している方もおり、正直「危ない」と思ったこともあります。
このポケモンGOの盛り上がりには一時期、問題視されたこともありました。
ポケモンのキャラクターをゲットすることに躍起になり、車を運転しながらスマホを操作したり、
立ち入り禁止区域に入るなど。
なぜ、ここまでポケモンGOに熱中するのでしょうか?
人の心理をついたポケモンGO戦略
そんな疑念が頭をよぎったため、遅れ馳せながら少し調べる事にしてみました。
少し調べてみるとポケモンGOのアイデアの源泉は、昆虫採集と標本作りにあったようです。
外に出て昆虫を採取するかのごとく、モンスターを採取します。
モンスターをコレクションしていくという収集欲求をうまく刺激したゲームのようです。
最もヒットした要素はゲームの世界と現実世界をつないだことです。
ゲームの中だけで完結しているスマホゲームは、
1回あたりのゲーム時間はさほど長くないようですが、ポケモンGOは別格です。
中には8時間以上もゲームを行いながら街中を歩いた人物もいるようです。
ゲームでありながら外に出ることで、健康的なイメージを連想させたこともヒットの要因だそうです。
ゲームであったとしても外に出るのであれば、何らかしら健康的なイメージを持てることがウケたようです。
そして何より人をハマらせた要因は「宝探し」というゲーム性です。
宝を探すワクワク感、見つけた時の感動(強化理論による欲求)、スリルとサスペンスをスマホ1台で容易に、かつ1人でもプレイできることが大きくウケた要因ではないかと思います。
予材という宝を探り当てろ!
宝探しという感覚で予材を探すことができれば、白地の積み上げも楽しくなってくると思います。
しかし、何の情報もない中で予材という宝を探してみても、ありきたりの白地しか出てこないかもしれません。
差し詰め「どんな商品が売れるだろうか?」くらいしか見つけることはできないかもしれません。
そこであなたに予材の発想を助ける宝地図をご用意しました。
それが「組織図」です。
あなたの顧客の組織図を覗き込んでみてください。
同じ顧客でも、別の部署は? 別の拠点は?
と考えると意外に見落としている予材が出てきます。