予材管理の現場から 予材管理ブログ

恋バナに学ぶ組織内コミュニケーション


予材管理クラウドサポートスタッフの北村です。

人によって出てくるアドバイスが違うからこそ盛り上がる話題がありますよね。そのひとつが恋愛話。

私は定期的に友人と女子会を開催しています。その女子会で繰り広げられる恋愛話は何時間話していても尽きることがありません。
誰かが片思いをしていようものならば、今どのような状況なのかを聞くところから始まり、さまざまな議論が繰り広げられます。

例えば、「次のデートは自分から誘った方がいいか?それとも相手の様子を少し探ったほうがいいか?」といった相談ひとつに対しても出てくる答えはさまざまです。

「私だったら自分から誘うよ!!待っててもなにも始まらないし!」と言う子もいれば、「えー!私の経験から言うと、絶対相手から誘ってくるから、このまま待ってていいと思う!!」と言う子もいます。

その場にいるメンバーそれぞれ、恋愛経験や恋愛に対する価値観によって考え方もさまざまであるため、色々な意見が飛び交えば飛び交うほど、さらに盛り上がるのです。

恋愛話のいいところは、“型”を作れないところ。

仮に過去に同じような経験があったとしても、片思いしている相手によっても当然変わります。

つまり、「こういう時どうしたらいいかなー?」という問いに対して、誰もが“こうしたら上手くいく!!”という明確な答えを提示することはできないからこそ、どんなときでも恋愛話は盛り上がりをみせるのではないかと思うのです。(プロに相談するとしたら別なのかもしれませんが)

組織内のコミュニケーションは「型」が大事

一方、組織で目標を達成するためには、“人によってアドバイスがさまざま”では困ります。

しかし、同じ会社の同じ営業部なのに、上司によって方針も言うこともさまざま…。という状況の企業様は少なくありません。

予材管理では“明確なルール”にしたがって営業活動を管理していくため、マネジメントにバラつきが出にくく、再現性があるのが特徴です。

例えば、新入社員から「どこに訪問すればいいのか?」と問われた際、質問をした相手によって違う答えが返ってきてしまう…という状況は生まれません。

なぜなら、予材管理では「必ず“予材ポテンシャル分析”を行い、リストアップされた先へ訪問する」という明確なルールがあるからです。

もしも、「そうだな…、とりあえず初めは手当たり次第回りまくればいいんだよ」といった指示をする人がいたとすれば、その人の指示は予材管理を行う上で間違っていると、社内中の誰もが指摘することができます。

管理者の経験値や感覚値でマネジメントが行われてしまうと、属人的な教育になってしまうだけでなく、再現性のない営業活動になってしまう可能性が高くなります。

そうならないために予材管理を実施することによって、組織内の営業におけるルールや考え方、使用する言葉の定義を揃え、再現性のある営業活動に変えていくことができるのです。

教育する側も、なぜ成功したのか、どうやったら目標を達成できるのかを部下へ指導する際、経験や感覚で成し遂げてきた成功体験の場合、それを伝えることは難しく、仮に同じことをやらせたとして同じ結果を得られる保証がないため、自信も持てません。

しかし、予材管理で決められたルール、型に沿った営業活動から生まれた再現性のある成功体験であれば、自信をもって明確に部下に教育することができます。

もしも、管理者によって教育にバラつきが生まれている、教育できる管理職が少ないとお困りの方がいらっしゃれば、予材管理がおすすめです。

再現性のある確かな教育を社内統一で実施することができると思います。