予材管理の現場から 予材管理ブログ

予材管理で営業組織の問題の認識とレベルを揃える


こんにちは!クラウドサポートスタッフの眞保です。

サッカーワールドカップがどんどん近づいてきましたね。監督の交代の問題などありましたが、優勝を目指して頑張ってもらいたいです。

監督交代のニュースを見ると、高校時代の苦い思い出がよみがえります。

私の高校のサッカー部には、指導者や監督がいませんでした。練習メニューなど、すべて自分たちで考えて行わないといけませんでした。
練習試合をしてくれる先も自分たちで探しました。

私はキャプテンとして、どんな練習方法があって、今日は何を練習するのか、日々、書籍や外部の練習に参加して情報を仕入れ、メニューを作っていました。

その中で、特に大変だったのは、部員のフォローです。

私の高校のサッカー部は、私を含め、部員のほとんどが高校からサッカーを始めるため、初心者の集まりです。

楽しくサッカーをやりたいという子、自分さえサッカーがうまくなればいいと思っている子、県で優勝することを目標にしている子、など入部の目的は様々です。

厳しくし過ぎて、部員が部活に来なくなり、40人の部員が12人に減ったこともあります。
だからといって、優しくし過ぎると、空気が緩んでしまいます。

自分と同世代の部員と仲良くはやりたいけど、緩んだ空気ではいけません。時には、嫌われ役になり、空気を締めることも必要です。

自分もプレーしながら、チームを客観視して、チームを作るということが難しく、なかなか、純粋にサッカーを楽しむということができていませんでした。

やる気のない部員のフォロー、スランプに陥っている後輩のサポート、練習メニューの考案、部員同士のいざこざ、練習場の確保、指導者探し、、、など問題が多くありました。

常に「勝てるチームにしたいけど、どうしたらいいのかが分からない」と悩んでいました。

いま思うと、問題の整理ができていなかったと感じます。
あるべき姿がチームで共有できていなかったので、目の前で発生する問題に振り回されていました。

例えば、目標を「県大会で優勝すること」にすれば、自ずと解決するべき問題は決まってきます。

目標に焦点が合っているのか、部員全員が同じ目標に向かっているのかが重要なのです。

共通の目標をもつ大切さ

「あるべき姿をそろえていますか?」横山が予材管理ショットミーティングで、参加者のみなさんに問いかけていました。

組織には、問題が多くあります。しかし、今とらわれている問題は本当に問題なのでしょうか。

「問題がなにか」はあるべき姿によって変わります。

あるべき姿と現状のギャップが課題です。あるべき姿(=理想)が組織で共有できていないと、課題だと思う箇所が人によって変わってきます。

そうすると、話をしていても問題のレベル観が違っていたり、解決する順番が変わってきます。

予材管理という共通のフレームや切り口で、物事を見ていくと全員の認識がそろい、問題のレベルがそろってきます。

そして、予材管理シートを定期的にみることによって、目標に焦点を当てられます。

皆さんの会社では、全員が目標金額を即答できますか?いまから早速、営業パーソンに聞いてみてください!