予材管理の現場から 予材管理ブログ

大事にしている白地はありませんか?

2018年05月15日

予材管理クラウドサポートスタッフの北村です。

みなさんはお気に入りのモノは率先して使うタイプですか?それとも使わずに大事に取っておくタイプですか?

よく「ショートケーキのイチゴははじめに食べるか?最後に食べるか?」という話がありますが、それでいえば私は最後に食べるタイプ。どちらかというとお気に入りのモノは大事に取っておくタイプの人間です。

先日も部屋の掃除をしていると、小さい頃、祖父に買ってもらったセーラームーンのシールが出てきました。

そのシールは祖父と2人で出かけた際、セーラームーンが大好きだった私に、祖父がこっそり買ってくれたものです。

シールを見ていると、今でも買ってもらったときに嬉しくてはしゃいでいる自分と、それを見て嬉しそうに笑う祖父の姿が頭に蘇り、もう会えない祖父を思い出して切ない気持ちになります。

しかし、本当に小さい頃の出来事のため、その瞬間以外のことはなにも覚えていません。
なぜそのシールが使われずに残っているのか…。

おそらく、自分の性格上、欲しくて仕方がなかったセーラームーンシールですが、いざ買ってもらうと、もったいなくて使えず、使わずに大事に大事に取っておいたのだと思います。

大人になった今もその性格は変わらず、先日もホワイトデーにいただいた可愛いチョコレートを食べるのはもったいなく思え、長い間見て楽しみ、1つずつ大事に食べました。

そんな性格のおかげで、大事にしすぎて賞味期限ギリギリになって慌てて食べることや、大事にとってあったのに気づいたら誰かに食べられてしまっていた!という悲しい結末を迎えたことが多々あります。

そのたびに、大事にし過ぎるのもよくないな…と思うのです。

祖父から買ってもらったセーラームーンシールは大事に取っておいたおかげで、今もこうして祖父の思い出が詰まった宝物として私の手元に残すことができ、「使わなくてよかった!」と心から思います。

しかし、お菓子のような期限のあるものやイチゴのように食べ頃があるものの場合、美味しい時期を逃さず、最高のタイミングで食すのも大切なことですよね。

予材は大事にとっておいても意味がない!

では、予材管理で描いた白地は大事に取っておくべきか、積極的に進めていくべきか。言うまでもなく、描いた白地はただ大事に取っておいても何も残りません。

大事に取っておいても残るのは後悔だけです。

大事に慎重に行動をした結果、他社に先手を打たれてしまった…。お客様の予算取りのタイミングを逃してしまった…。

というのは、あとで食べようと思っていたのに、誰かに食べられてしまった!食べ頃の時期を逃し、食べれなくなってしまった…という状況と同じです。

そのような状況になってから後悔しても遅いですよね。

白地はお客様が認識をしていない、こちら側が考えた「仮説」であるため、検証をし、実現化していくための行動を起こさなければなにも始まりません。

手つかずの予材が目標未達成リスクを高めます

予材管理シートに描いたものの、前に進まない予材のことを「塩漬け予材」といいます。
行動を起こせば前へ進める予材は行動をすればいいだけですが、今期はもう前に進められない「塩漬け予材」が予材管理シートに残ったままの状態になると、今期の予材がいくらあるのかが分からなくなります。

さらには、その(今期は望めない)塩漬け予材分の今期予材が足りていないわけですから、当然未達成リスクも高まってしまうのです。

白地は描いたら、描いた仮説を検証するために行動を起こすこと、そして検証した結果、今期は希が薄いと分かった予材は白地から外し、新しい白地と入れ替え、新たに積み上げていくことが大切です。

描いた白地を大事に大事に予材管理シートの中であたためていても、仮説を実現することも目標を達成することもできません。

大事な白地こそ行動を起こし、塩漬け予材はため込まないようにしてください!