予材管理の現場から 予材管理ブログ

部下との会話、噛み合っていますか?

皆さん、こんにちは!
予材管理クラウドスタッフの眞保です。

私は、大学生のとき、メキシコに3か月バックパッカーをしました。モレーリア、グアダラハラ、メキシコシティをメインに放浪しました。

海外に行くことが、ずっと私の夢で、本当は、アメリカやきらきらしたヨーロッパに行きたいと考えていましたが、自分を試したい、追い込んでみたいと思い、なぜか惹きつけられるようにメキシコを選びました。

メキシコはスペイン語です。

当時の私の語学力は「Buenos días.(ブエノス ディアス)」= おはようございます
くらいしか話すことができませんでした。

旅行先をあまり調べず、勢いで決めたので、私のメキシコのイメージは、サボテンに陽気なおじさんがギターを弾いているというものでした。

その程度の、知識と語学力でメキシコに行ったので、案の定、飛行機に乗り遅れたり、泊まるところが見つからなかったり、意思疎通ができず悔しい思いをしたり、など 本当に毎日毎日修行のように、大変なことばかりでした。

実際にメキシコに行くと、「よくこんなところに女の子一人できたね」「家族に反対されなかったか」「もっと気を付けたほうがいい」など、現地の人がとても心配してくれました。

そこで、ようやく私は、「メキシコって危険なところなんだな」ということが分かりました。

メキシコ=危険で危ない
メキシコ=サボテン、陽気なおじさん

と考えている人では、同じメキシコでも連想されるものが異なるということです。

前提知識はあっていますか?

今回の場合は私のリサーチ不足が原因ですが、前提知識の違いによる問題は組織でも起こりますよね。

みなさんの会社では、予材管理の言葉の定義、運用ルールの認識はそろっていますか?この前提の条件が異なっていると、予材管理は上手く機能しません。

部下の方とご自身の「見込み」「仕掛り」「白地」の定義のすり合わせができていますか。
例えば、KPIの実績に含めるのは、訪問のみなのか、もしくは、電話、メールも含めるのか、など、認識がずれていると、現状を正しく把握することができません。

予材管理を運用していく上で、相手と話しを噛み合わせていくためにも、「前提知識」を共有することが大切です。

みなさん!このブログを読み終わった後に、ぜひ部下の方に「仕掛りってどういう状態のこと?」と質問してみてください!