予材管理の現場から 予材管理ブログ

もしもの時の営業損失を防ぐマネジメントテクニック

予材管理クラウドスタッフの北村です。以前、あるドラマを観ていた際、主人公が風邪で会社を休むことになりました。

定年退職後、再就職を果たしたという設定の主人公が会社へ電話をすると、休みをすんなり受け入れられてしまいます。
現役時代は「自分が休むと困る」と言われていたのに、今は休んでも誰も困らないのだと感じた主人公は落ち込んでしまうというシーンでした。

「あなたがいないと困る!」「あなたしかできない」は危険です

営業組織において、特にトップセールスや営業マネジャーの方の中には、この主人公と同じように自分がいなくても大丈夫だと感じたら、寂しさを覚える人もいるかもしれませんね。

しかし、会社側から考えると、「その人がいなければ仕事が滞ってしまう」というのは大きな損失です。

属人的な営業・マネジメントを行っている営業組織において、仮に1人の営業マネジャーが仕事に従事できなくなった場合、即座に他のマネジャーが代わりに指揮を取る事は容易ではありません。なぜなら、そのマネジャーでなければ分からないことが多すぎるからです。

戦略は?ターゲットは?アプローチ方法は?狙う単価は?

部下への指示出し1つにしても、どのような営業活動をさせているのか状況が分かりません。状況を把握し、指示を出すまでにロスがあれば、それだけでも会社として損失が出てしまいます。

予材管理で営業が属人的になるリスクを回避しよう

予材管理を導入している企業様では、このようなリスクを回避することができます。

以前、予材管理を行っている企業様の営業マネジャーが、月末に急遽仕事に来られない状況となったことがありました。その時、部下たちはというと、月末立てるはずの翌月の営業活動計画を立てていませんでした。なぜなら「月末までに翌月の行動計画を立てる」というルールがまだ部下たちの中で習慣化されていなかったため、能動的に動けなかったのです。

そのような状況を見て指示を出してくれたのは、別の営業マネジャーでした。

予材管理という同じ営業手法、統一ルールで営業・マネジメントを行っているからこそ、別の営業マネジャーが即座に指示を出すことができたのです。

もしも、営業マネジャーが復帰するまで部下たちに営業活動が委ねられ、計画性のない営業活動をしていたとしたら…。その期間に発生する損失は免れなかったと思います。営業・マネジメントが属人化していないからこそ、そういったリスクを回避できたのです。

安心して目標達成に取り組むために

もし、今、みなさんの組織で重要な役割を担っている営業マネジャーがいなくなったとしたら、どうなりますか?

会社から大事な資産が失われる危険性がある…と思った方がいらっしゃったら、属人的な営業・マネジメントを変えてみてはいかがでしょうか。最低でも目標を達成させるためには、あらゆるリスクを回避することが大切です!そのうえで予材管理はオススメです!ぜひ検討してみてください。